縫い工房 | 「縫い工房」布周辺の作品と制作つれづれ日記です。

パターン展開~角型ポーチから~

今日は、角型バネポーチからギャザーラウンドバネポーチへの展開です。15cmバネポーチ

まず、取りいだしたるは、角型バネポーチのパターン。
角型バネポーチ

12㎝のバネ口金に対して、口布が少しくしゅくしゅっとギャザーが寄る設計になっています。
本体にキルト芯を貼って、ふっくらしっかり仕立てたいので、ギャザー分量は余り多くありません。
キルト芯を貼らない場合は、もっとギャザー分量を多くしてもかわいいです。
本体の大きさは、お好みで。

さて、ギャザーラウンドバネポーチは、円形の底にギャザーを寄せて、縫い合わせています。
角型バネポーチのパターンのマチ分の半分より少し少なめをパターンからカットします。
これは、底布に縫い合わせた時、本体が底布に回る分を考慮しています。
それから、底の円の大きさをどのくらいにするか、決めます。この場合は、自分で決めた直径が、結果的に角型ポーチの横幅のX倍の長さになりました。
展開1
底布の大きさが決まると、円周が出ます。これに対して、ギャザー分量を決めます。
薄手から普通地程度の布を使いたいので、ギャザー分量は2倍にしました。
同じ分量で、厚手のウール等を使用すると、ギャザー分量が多くてごろごろしてしまいますので、注意して下さいね。

※ギャザー分量は、おおよその目安を経験値として持っていますが、ギャザーを寄せたい布20㎝をぐし縫いして10㎝に縮めれば2倍、15㎝に縮めれば1.5倍になります。
使いたい布で実際に試してみるのが一番分かりやすいでしょう。

実際に切り開いて、下のカーブの長さが、底布の円周の2倍になるように、↓で切り開いて同じ分量を入れます。
展開2 ※こちらが、先日ご紹介した刃が鋭角なカッターです。

パターンを切り開いた時の線のつながりをなだらかに訂正し、(アンタレス定規の出番です。)長さやパターンのつながりをチェックして、縫い代を付ければ出来上がり。
※セミタイトスカートを展開してフレアースカートのパターンにした場合、この切り開いたポイントは、フレアーが出るフレアーポイントとなるので、訂正しない場合もあります。

後は、サンプルを作って、微調整します。

作図用具のところで、パターンチェックに使うピンをご紹介するのを忘れました。
今度、洋服のパターンチェックなどと合わせてご紹介します。

12㎝のパターンが出来上がれば、15㎝のバネ口金のパターンは、比率で割り出せます。
12:15=A:X
X=5/4A
12cm・15cmギャザーラウンドバネポーチ 洋服ではできませんが、拡大コピー可です。
左が12cm、右と手前が15cmです。

ギャザーラウンドバネポーチのパターンは「CHECK&STRIPE」さんでお取り扱いがあるのかと思い、「リックラック」さん同様電話で問い合わせました。
「そのようなパターンは取り扱っておりません。ネット上では、いろいろチェックされている方がいて、似ていると攻撃されてしまうことがあるので、そちらが心配です。」
と回答をいただきました。
幸い、まだそのような経験はありません。
「CHECK&STRIPE」さんも、噂には聞きますが、まだ行ったことのない憧れのお店です。HPは→こちら

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Category : パターン
Posted by 縫い工房 on  | 4 comments  0 trackback

4 Comments

ppart says...""
実に面白い。
プロの方がこのように手の内を公開してくださり、いいのかしらんと思いますが、読んでいてとても楽しいです。
はっは~ん、そういう風になっているんだって思います。
縫い工房さん文系ですよね?
算数できないとパターンは難しいですね(笑)
2011.07.27 09:17 | URL | #- [edit]
縫い工房 says..."ppartさん"
興味のある方に読んでいただき、そうでない方にはスルーしていただきたい内容です。
文系ですが、これは簡単な算数程度が理解できれば大丈夫なので、私でも何とか…。
これからも、ちらちらご紹介する予定です。
2011.07.27 10:37 | URL | #- [edit]
りんりん says..."道造さんへ"
おおー。

凄い~
。パターンを見つめながら コピーしても絶対に作れないと確信しました(笑)
2011.07.27 13:53 | URL | #- [edit]
縫い工房 says..."りんりんさん"
いえいえ、読んでいただいてありがとうございますm(__)m
2011.07.27 22:21 | URL | #- [edit]

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